第59回 「会話の肥やし」

投稿に臨む時"最近心に残ったことってなんだったろう?"と思いをめぐらせます。そして・・・地域活性化で立ち上がる"せんたく"がヒット!北川正恭さん(元衆議院議員・元三重県知事)が座長で東国原知事も参加の国民運動組織旗揚げ、"なにかを起こして〜"の待望湧きあがりに強いイメージです。

 政治かよ〜・・・って感じですが、維新・戦後に続く第3の大変革期といわれる今、松蔭の判断・竜馬の行動と英雄待望コメント相次ぐなか、この北川座長の運動がなんとも斬新です。以前講演を聞いたことがあり、8年間の三重県知事を通じての人の心に波を起こす、熱く強い志による改革のエネルギーを思い出し、吉田松蔭的なオーバーラップを感じたのかもしれません。  

強いリーダーシップとは、小泉評価にもある"変えない(一度決めたこと)""迷わない""聞かない(自らで決める)""頼らない"の4ナイの精神とも似て、自らが態度で示す、徹底的に話す、「この人物についてゆけば大丈夫だ。」との安心感を与える、揺るがない意思で臨むことだと話されます。  

うさんくさいものは拒否する国民DNAが育っていると感じる今、ある意味国家的成熟をしたとも・・・、何が問題かを明らかにする姿勢を政治に求められているように思います。  

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初場所千秋楽:白鵬と朝青龍の一戦、近来にない一戦とこぶしを握り締める硬直の汗に、じんわりの感動・・またしばらくしての記憶蘇りといい相撲だとの満足が・・・、"いい悪役をこなしたよ!"と朝青龍の強さの評価と判官びいきが合い舞った水戸黄門的納得のノンストレス感です。  

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お寿司について(またまたNHKプロフェッショナルから)、視覚からくる食欲を久しぶりに感じ、東急本店8階レストラン街のお店に行ってしまいます。

「すきやばし次郎」ミシュラン三ツ星、こだわりを徹底的に紹介、見て連想して味覚が蘇る、不思議ですね〜〜、カウンターにすっと出されたにぎりを真剣に食べる、間合いもこれBGM・・・、その場面が記憶され・・そして人気の源に・・・納得です。

プロフェッショナル仕事の流儀
NHK総合毎週火曜日22:00〜22:45
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080108/index.html

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朝の徒歩通勤に"おれの美味しいと思ったときは〜?"と投稿を意識しての空想です。  

まず、小松の小料理屋さんででくわした「だだみ」、鱈の白子の三杯酢!口に入った瞬間ぷるんと舌をからかうような感覚・しっかりした張り、どろんと口じゅうにあふれる予測を見事に裏切る新食感、驚きです。朝揚がった新鮮な鱈の白子、「11月の解禁明けの松葉蟹は旨いよ〜!」とのグルメツアーに参加した20年近く前の記憶、一番の記憶、なんだか味覚も、そして場面も。  

最近では銀座ろ○さん亭、先付けの小鉢で出された「じゅんさいの酢漬け!」、薄い紫色に"変わった感じ"と思いつつ汁まで一気にいただいたあの味覚、「うんこれ旨い!」感動表明は小鉢を置く前、口から離れた瞬間・・・、懐石のさまざまな料理をいただきながらの会食懇親の席、最後まで「あのじゅんさいが良かった。」を合間に言ってたなと思い出します。

今年の朝礼コメントから、「厄介なてんぷら油がリユースに道ひろがる・・・」や「自分を甘やかすな!忙しいの偽装で時間を過ごしてはいないか?・・・」感じた記憶を繰り返し考えるは会話の肥やしです、皆への期待が膨らみます。





平成20年 2月 1日





第58回 「智慧を得る読書」


 年末恒例「コメント大賞」(社員朝礼コメント傑作選)第4回も台湾火鍋を囲み楽しく終わりました!

第一回コメント大賞は 「魔の5D・・・・」"だって・だから・でも・どうして・どうせ"なんてやっつけろ!(なかなかいい話!)

今年の大賞、 相手を観察、相手を感じ、相手と関わる・・そして・・・自分を知る。「三カンの字」なり。

受け売りでもいい、情報に敏感に・・・気づきは大事!と励ましの懸賞エールも5年目に、ちなみに一回目と4回目の大賞は同じ社員、アンテナを意識し感性の広がりを大事にする姿に感謝です。

次点と優秀賞も紹介します。
次点 :人は社会に出て常に問題を解決しつづけるのが人生です。            
優秀賞:宮本武蔵「五輪の書」諸事に通じ、起きたことの本質を見抜く力を養えという。

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大河ドラマ「風林火山」最終回は大変どきどきしながらみた久しぶりのテレビでした。
印象に残ったのは千曲川を夜、音を忍ばせ渡るシーン、「のちの江戸時代"鞭聲〜粛々〜夜河を〜〜過る〜"と巷で詠われた・・・・」の解説、これがそうか!とのつながりに、吟謡の節まわしが脳裏をせせらぐようにまとわります。


またまたネットからの拝借で勉強!



ふしきあんきざん う     ず  だい   らいさんよう
不識庵機山を撃つの図に題す  頼山陽 作
鞭聲粛粛夜過河 べんせいしゅくしゅく よるかわ わた
鞭聲粛々    夜河を過る
暁見千兵擁大牙 あかつき み  せんぺい たいが  よう
暁に見る 千兵の大牙を擁するを
遺恨十年磨一剣 いこんじゅうねん いっけん みが
遺恨十年  一剣を磨き
流星光底逸長蛇 りゅうせいこうていちょうだ いっ
流星光底長蛇  を 逸す

詩吟の検索から原文をゲット、不識庵は上杉謙信、機山は武田信玄の法名だとか、この詩では謙信より、乾坤一擲・一気の勝利を逃し残念という創りこみの感じでしょうか。  

その時々、生死を賭けた判断と行動が存在し、そこに至る熟慮と決断は誠に尊いと心を動かされます。  

井上準之助の読書についての一節! 「常識というものは読書によって得られるものではないと思いますが」(との悲鳴にも似た部下の問いかけに)「常識を養うに読書の必要はないかもしれぬ。そしてまた日常の事務を処理してゆくのにも読書の必要はない。しかし、人をリードして行くには、どうしても読書しなければならぬ。」  

昭和初期、大きく疲弊した日本経済を建てなおすため、苦闘した時の大蔵大臣のことば。  

「男子の本懐」(城山三郎著)がいまの読書、東京駅で狙撃され一年を待たず死去した浜口雄幸首相と井上準之助大蔵大臣の緊縮財政を社会に浸透させ、金本位制を制定し、世界標準の国家に引き上げる一大決断に臨む小説。  

小説の記述ながらちょっと想像のつかない読書量、今のねじれ政局も大きな変動です、バブル崩壊からの政治判断も大きな決断を伴ったのでしょう、人をリードし揺るがぬ信念の源は、読書から得る過去の叡智なのでしょうか。  

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朝礼コメントにはよく中国三国志の話が出てきます、大集団の棟梁が一人の若者に礼を尽くし三度目に口説き落とす話・敵の大将の敗走にでくわす千載一遇のチャンスを見逃す話・ジャングルでの戦に連弩という多発弓を考案する話・などなど、社員との歴史話の楽しみは長く続いてほしいものです。





平成20年 1月 11日



 


第57回 「感謝は素直に」

奥様の出した懸賞応募が大当たり、休暇をもらってのコンペ参加まで・・・!

愛用のドライバーが搬送トラブルでオニューに!・・は、いつかの投稿記事ですが、代替わりキャロウェーERC10.5°購入時のはがき投函がキャロウェー25周年記念コンペ参加資格当選に!

芹沢信夫・ブレンダンジョーンズを間近のプレー、中井貴一・佐藤浩市等など出席の懇親パーティーと浮世離れした時間を経験、奥様への感謝・・素直にありがとうと言えました・・・表現下手の日本男児は否めないところですが。


最近の感動!  手両足の指を無くし、それでも登山を続ける夫婦の話・・、夫婦で冬期登攀から雪崩遭遇・・奇跡の生還から凍傷切断のハンデに!  

それでもグリーンランド未踏の大岩壁登攀挑戦・・感動の番組展開です。

ハイビジョン特集「白夜の大岩壁に挑む〜クライマー山野井夫妻〜」

指のないハンデを克服してゆく場面より、奥多摩町の人気のない一軒家で過ごす雌伏の時間、庭を開墾しての菜園栽培、もぎりも鋏での収穫など、素朴な日常が自分の生活との違いに、"価値の見出し方ってこうも違うのか!"・・・、人の関わりの中で身動きに難儀する自分との対比が思考の落とし穴への感覚に、最近の読書「怒涛のごとく〜」国姓爺合戦が背景(中国・明〜清への歴史変遷を背景の小説)の読み進みと同じく心に残りました。

 

本年最後、繁忙12月の投稿は共進会旅行記で締めくくり、
投稿拝読の皆様、来年もよろしくお願いいたします。

 平成19年 12月 7日


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第56回 「修行」

"アホウドリのゴンちゃん"という9年間模型を恋した話の朝礼発表があった。アホウドリの由来は翼長が2mを超えるのに翼幅が狭く、坂駆け下り滑空から飛び立つため、下方からの捕獲がたやすいのでその名になったとか、空を翔ける姿はどの鳥より美しいといわれ、乱獲からの絶滅保護のため繁殖促進として模型が造られ、前段の恋の話というわけです。


 このところ街中にもコスモスを見かけます。細い茎に花弁一杯に開いた姿や、その淡い色合いに可憐さがみなぎり、私の好きな花の一つです。国花でもある菊では、しっかりした葉や茎にちょっとのたくましさが重なるのか、女性的イメージではコスモスが上と思ったり、アホウドリの華麗な飛行からの思考展開です。


最近テレビで、比叡山延暦寺の千日回峰という荒行のクライマックス「堂入り」行わる!というニュースを知り、その帰趨が気になっています。

ネットで調べ、その僧は藤波源信さんであること、また満行には7年もの歳月をかけるなど・・・、宮沢賢治の「アメニモマケズ」は回峰行のことを詠ったのだとも・・・。「雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケズ 丈夫ナカラダヲモチ 欲ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシズカニワラッテヰル」は、 一瞬のうちに近づき、風のように通り過ぎて行った行者の後ろ姿からか・・・、そんな推察のコメントを見つけました。

千日回峰行は、1980年、酒井雄哉師によって復活し、そのお弟子さんが回峰中の藤波源信さんであるとか、一日40キロ、山中を飛ぶように歩く回峰行、四十八歳から始めた酒井さん、満行したのは五十五歳の時で、故に7年間と理解したわけです。


以下千日回峰行のあらまし。

  第初百日 一年目 山上山下 30キロ

  第二百日 二年目   〃   〃

  第三百日 三年目   〃   〃

  第四、五百日 四年目   〃   〃

  第六、七百日 五年目   〃   〃
    七百日終了から「堂入り」九日間断食断水不眠不臥

  第八百日 六年目 赤山禅院往復60キロ

  第九百、千日 七年目 前半百日は洛中洛外大廻り84キロ。
後半百日山上山下30キロ


    
《ホームページ「比叡山の修行」から》

どうやら無事・・藤波さんは九日間断食断水不眠不臥の「堂入り」終行されたようです。生を受け全うすること・・・・考えさせられます。



ピアニスト池野成秋inジャズバードvol.6に参加、連絡係や会計を受け持ちます。ひいきのお客さんが30名近く、ピアノをバックに手持ちの楽器を演奏したり、好きなスタンダード曲を歌ったり、顔見知りの仲間同士の懇談、飛び入りプロ歌手のお手本、本当に楽しい3時間過ぎの時間でした。

約1年前の大腿骨骨折大事故から見事に復活!長き音楽人生その人柄に触れご縁はロングバージョンに・・・。なんていうかふわっと融け込んでくる感じか・・・リズムセクションなしでも十分にスウィングできる池野ワールド、次のクリスマス開催につながってゆきます。

昨日も別のライブハウスに行きましたが、よく動く指先、ベースやドラムとハイテクニックに賞賛です・・・。でもあのワールド感が伝わってこない・・やっぱ池野ワールド崇拝は増してゆくばかり・・"趣味を大事にしたら"の奥方助言の実践は続きます。



今月の講演会は学習院大学客員教授:高島肇久さん「ビジネスが世界を救う〜企業のグローバル貢献とは」でした。

ODA減少から国際的発言力低下の否めない現在の日本、そうであっても世界の貧困を救う=テロの温床を断ってゆくのは、国家予算に限界がある以上企業レベルで目を向けてゆくことが大事であるとの内容。アフリカでマラリア病対策に貢献する住友化学の例、特殊な薬品を染み込ませた繊維で作った"蚊帳"、大変な効果を発揮しているとか・・。

国民の興味に偏り、将来的な世界規模の問題意識がみえないとメディアへの苦言が印象に残りました。


"フットワーク・ヘッドワーク・ネットワークを信条に!"(岩尾社長談より) ネットワークは人脈、唯一個人の財産、素顔をさらけ出し生まれる厳しい評価、尊重することから見えてくる心の奥深さ、凛とした姿に洗われる自分、日々之有、懇親の機会増える年末、感性への響きを期待します。

 平成19年 11月 2日





第55回 「講演会は知恵の泉」

ピーナッツ10粒で100kCal・大福1個140kCal・肉まん1個200kCal・・・ 毎日150kCalのカロリーを3ヶ月間ひかえれば、3kgのダイエット達成!!

10月は全国衛生週間、労働基準局・建設業災害防止協会主催の「メタボリックシンドロームとは」の講演会にて、"これならできるかも!"・・・ちょっとの決意を実行中です。


解っているんだけれど飲んじゃうお酒、それが血に溶け中性脂肪に・・・太っているけどおなかが摘めない内臓脂肪肥満型が"プッツン"になりやすいとか・・・「コレステロールは皮膚の元、欠かせぬ成分が悪さをするんだから痩せるっきゃない・・・」の話に大納得という訳でした。
日経ネットのコラムからの面白い論説です。 
清貧=正義か?  
中国人から見た日本人臭についてです。

越後屋が代表する金持ち特権階級のルール逸脱免除への反感、長寿番組の"印籠超能力"での権力者企て転覆など、とかく金持ち=悪党イメージを素直に受け止めてしまうのは日本人だから?

社会主義国中国で育った筆者は、社会主義の凋落から結果の平等はありえないとの主張、努力しなくても結果が同じなら、誰も努力しないからだと・・・。

日本のお客様至上主義はクレーマーの増加につながっているとも。売り手と買い手は本来平等の筈、文句を言わなくては損の風潮を生んでいる! 格差と多様性は同義である。
吾唯足知(われただたるをしる) 竜安寺のつくばいにも刻まれる、 「足るを知る」=寛容であれと。
人は全てを手に入れることは出来ない、故に格差を受け止めその上で何をすべきかを考えるのが建設的である!  「弱者救済は日本を弱くする。」宋文洲氏 筆より。  

小学生への投資教育、10年前に10万円で株を買ったとして、任天堂とダイエーではどうなったでしょう・・・・・任天堂=100万円・ダイエー1万円・・すごくわかり易い経済の勉強ですよね!  

でも何か投資促進からOEM企業買収が横行する未来はちょっとの抵抗感も・・・そんな記事が心に残る最近です。  
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バイアスとは偏りのこと・・・自ら発した縁起でもない事が実際に起こりはしないかと恐れる日本人のDNA、言霊と表現する底流の遺伝子が"危機管理の苦手な日本人"のルーツか?との講演を聴きました。  

階層を経て上申される企業の報告事項も、言葉のバイアス連鎖から隠密庶民生活実態調査=水戸黄門万遊記という発想につながるのだとか・・・。  

また、世界人口66億人のうちキリスト教21億人・イスラム教12億人・ヒンヅー教10億人・儒教13億人で、中国・韓国の儒教信者の多い国では、悪人は死んでも悪人だという考え方で、日本の靖国神社A級戦犯合祀問題が理解されない根本のくい違いがここにあるという話は、とてもわかり易く納得です。  
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【始皇帝を輩した秦で、勃興期の承相(総理大臣)を勤めた『范雎』から】
(范雎は)傲慢な者には知恵のふくらみがないことを知っていたからである。端的なことをいえば、威張っている者にたれが親しみ近づこうとするであろうか。人が近づいてこないということは、益のあることばにふれることができないということであり、知恵はすぼむばかりである。

益ある知恵を渇望し、自ら発想し、発信の継続にチャレンジ!

 

 

温泉玉子ができるまで・・・・13分です!


 平成19年 10月 5日





第54回 「予期せぬ意外は感動のエレメント」

世界に誇る高速鉄道・新幹線! 行ったと思ったらすぐ後ろに次の列車がゆっくりと入線して来る。"よくコントロールしてるよな〜!よく事故起こんないよな〜・・・"と夕方6時代のダイヤ、列車本数12本・・・"5分に一本か〜〜!"

ぶらり旅風大阪行き、統計学がよぎったり、流線型の車体・・・"以外とデコボコしてる〜・・" "鋼板仕上精度ってこれが限界??" "タイルの不陸と一緒ジャン・・・!?" ホームページでのブログと重なったり、時間待ちをする思考回路の浮遊も忙しい・・・。
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今年の甲子園も面白かった!  記憶に残ったのは 《桜井―東福岡》 ・・出身でもないし、ひいきはない。東福岡優位かな?漠然とのテレビ観戦・・桜井高校リード・・・判官びいき風桜井高校応援心理に・・。2点リードの勝ちムード・・突然エースピッチャーが降板、軸足を痛めたらしい・・・ムム。ほとんど登板経験のないリリーフピッチャーが・・良く投げた!! しかし勝利目前の9回裏同点に追いつかれ・・・そして11回裏・・満塁から押出しゲームセット・・・。

決勝戦の佐賀北高校、宇治山田高校との延長15回も観た・・・優勝するとは全く思わなかった!

取りざたされるフォアボールになった1球のジャッジ・・、まさか審判も次の打者が満塁ホームランを打つとは思わなかったろう・・!

甘い判定・・・・・?人間なら・・私ならすぐ"ええいオマケ!?"って心理・・あってもいい・・! そんな気持ちにさせる高校野球・・全力疾走・・ヘッドスライディング・・純粋のオーラ、あの一球はボールなのです。

おまけに 対 松井 、4打席連続敬遠フォアボール・・・遠い昔のこと、でもやっぱり"それはないよ"

グランドには神がやどる、そんな高校野球だから好き、帝京戦延長裏攻めサヨナラスクイズ・・・ピッチャー久保のグラブにスポッと入る・・グラブトスがキャッチャーにストライク・・・"アウトか〜・・!"

そのほかそのほか・・・

文星芸大のピッチャーばったばったの三振ショー、楊志舘高校のピッチャー甲斐・・躍動感あふれるのびのび投球は見ている側がスカッとさせられる・・たくさんの真剣・たくさんの意外・感動感動・・本当に今年の高校野球も大変楽しかった。
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夏休みも終わり、目にとまった新聞のコラム《パラダイス鎖国》与野党逆転の歴史を創った要因の一つ、地方の実態?地方の空気を語ったコラム。

縮小均衡の成す、ただその日の暮らしに困らない生活は、あらためてパラダイスともいえる安寧の園では・・、補助金などの擁護がひいては良質の環境資源・観光資源を持ちえて活かせず、パラダイスの弛緩にも似ているとの評論です。

その気になろうぜ!エールと読み進み、長期安定では気づかぬ弛緩か、ゆっくり湯にして飛び出さず茹であがる蛙の話も連想、戒めが支配の手帖記録です。


働きやすい会社の条件、第一は業績評価の公平性だとか、まだまだ私の問題解決のテーマはつきません・・・・・・!

 

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前回アンコールワット旅行記の後編も掲載します。
(画像クリックで大きく表示されます)

 平成19年 9月 6日


第53回 「瞑想!過去〜未来」

最近の歴史小説はジンギスハーンに至っています。 小説の時系列は時の散歩のイメージに似て、遡った解説や根拠の基点に自由に行き来でき、歴史解説にはわかり易いテンポで、読み進みを促すようでもあります。

万里の長城を越え、金国(中国黄河流域の国家)に侵攻してゆくくだり、長城越えなどありえないという世紀をまたぐモンゴル常識を覆してゆく・・・、民族全体が神としてチンギスを崇め超現実を体現し・・・、民族の宿願、祖父の仇敵討伐が現実として果たされようとしてゆく・・・。

第一次遠征の帰路、長城にさしかかったチンギス、"誰もが越えられぬという長城がここにある、越えてみると長城とはこんなものか・・・。 "

このくだり、チンギスになり瞑想します・・・。果たした可能への感慨か?概念変転への畏怖か?新しい世界へのたぎる思い・・・?我自身の膨張の鼓動?艱難辛苦への感傷?・・または自分の今を思い惑う浮遊感?
想像あれこれ・・"そんな感覚を感じてみたい!"・・・思い上がりはいまだ・・後を引き、空想は日常に割り込みます。
〜 * 〜
息 子 か ら 就 職 の 相 談 を う け る 。

聞く耳を持ち話せる数少ない機会、内心楽しみでもあり、こういう機会はあと伴侶を決める時ぐらいかとちょっとの感傷も・・。
"思い切り生きてください"それだけのエール!
まだ なにものでもない、なにものかに向かってのもがき・・、信じて肯定し見守る・・、長い道程の始まりに、話が出来、幸せです。
〜 * 〜
アンコールワット旅行記をつくりました、今回一部を掲載します。遺跡の彫刻の緻密さに驚き、平安〜鎌倉の同時代に創られたのかと感慨を持ちます。

NHK「シリーズ世界遺産100」で『カジュラーホの建造物群』を観たとき、ヒンドュー教の彫刻手法が、アンコールワットに伝わっているんだと納得し、宗教文化潮流の具体性をみた思いがします。
(画像クリックで大きく表示されます)

居ながらにして世界遺産のパワーを目の当たりに出来るメディアの進歩に、敬意を感じ、
我が記憶反芻の旅行記制作は続いてゆきそうです。

 平成19年 8月 3日


第52回 「考えること・・・人として。」

  "いざプレー!"とゴルフバックを開くとドライバーがヘッドネックで"ポキッ!!"・・・。新規購入とゴルフショップで試打したり、息子を誘って打ちっ放しへ行ったり、いつになく玉数を打った今春です。

「シャフト硬めだけど打ってみない?」と預かったアイアン、・・・・一発目"コン・・イテ〜!""鉄の棒で打ってるみたいや"・・・。4番、自分のと、お勧めフォーティーンの打ち比べ、それにしてもどっちも芯にあたらない・・・これほどブレが出ているのかと思い知るひどいショットばかり・・・100球を超え、体が温まったあたりから、あの衝撃を手に感じない"いまのナニ!?!?打ってないみたい!?"の芯ヒットが・・・"ボディーのアップダウンや左サイドの逃がしが速いの???"と、思うにかなわぬわが身との声のないやりとりからの安堵、でも次の一発は・・・また充分な手首への衝撃・・・、それでも芯ヒットが少しづつ・・・"おっ・・いい感じ!"と調子が出ると・・"コツーッ"の芯外しが・・・。


フォーティーンアイアンは芯にあたった時、素晴らしいヒット感で、手応えは柔かく顔とあいまって魅力的です。打ちっ放しに行った週のゴルフは、前向きが実ったのか、バンカーの効いているミドルホール180ヤード4番アイアンが見事ナイスオン!"そうやちゃんと練習せんとアカンのや!" 練習しないでスコアを望むとは"ゴルフを冒涜しとる"、これまでのティーグラウンド第一打が前回より次のショット、"年とともに技量が落ちるのはしょうがない"との考えは塗り変わり、ファミリーゴルフ「お父さん、身体よく回ってるよ!」の息子の言葉に"練習こそ成果を生む・・!"意気盛んな感じです。

〜 * 〜
カンボジアのアンコールワット遺跡に行ってきました。質量・膨大な労力を想像させる繊細な石の彫刻・人工物の一切ない環境に、圧倒されました。
全ての旅行を通して記憶にしみたのは、物乞いの少女たちでした、近年にない悲しい衝撃、ガイドに「本当に親はいないの?」の問いに、「はい・・」と小さく・・、いまだに記憶との格闘・・自分の行動との格闘です。
〜 * 〜

ガラット変わって!講演会「名経営者に学ぶリーダーシップ」から心に残った部分を。

ユニ○ロ創業、柳○家二代目のケース  
土建業や服飾業を手がけるやり手の創業者の元、大手スーパー一年間入社、その後服飾部門を任される。25歳の時、服飾会社の社長として通帳と印鑑を渡される。創業者の器は相当大きいと推察される。そして25歳で腹を決めた!

【 基 本 こ そ 奥 義 】  
クーラー大手ダイ○ン二代目 :いきなり労組対応を任される。過去にポカリ○○大○製薬創業者との面識があり「商売は難しいけど、これだけは守らなあかん。"約束は守る、できない約束はせん"」と言われる。これを踏襲、労組対応安易な納得はしない!嘘はつかない、言ったことは守る。社長就任後の業績が物語っている。

【 素 直 ・ 情 報 開 示 】  
ダイ○ー会長にもなった林○○子氏の話 :ホンダの女性営業ウーメン1号、指導者は女性用マニュアル無しで指導無し、トヨタのトップセールスマンの本を素直に実行、顧客訪問一日百件・・・、トップセールスの座を射止める。  将棋の世界で、巧くなる要素は何かとトップ棋士に聞くと、背伸びしない・はったりもない・知ったかぶりのない素直な人間が巧くなる・・・。  

ホンダ藤○武○氏(本田○一郎を支える)の例 :関連会社の経営を任される。事前の話と大違いの債務超過状態、賞与の決定が迫る中"一律5000円"を決定、全従業員1600人を集めての団体交渉を実施する。5時間に渡り、会社の財務内容の全てを公開、「今回は一律5000円だが、業績の推移を見て再度この団体交渉を開きます。」と宣言、期せずして「頼んだぞ〜」の大合唱、2年で窮地を脱するのに成功。  山下とびで有名な松○の山下社長も、GEのジャックウェルチ氏も経営と労務の一体化を実践し、改革をなした人物です。

【 確 信 力 】
ソ○ーの盛○氏の例 :ウォークマン開発時初期投資に迷う、私が全ての責任を負うからやってくれと檄。"必ず売れるの確信"あと何手で詰むの詰め将棋は早く回答が出る、本番での同じケースではそうならない、確信が結末をもたらす例だとか。

【 人 事 力 ・ 人 間 力 】  
大昔の建築は、材木買い付けは一山といい、建物の北面には北側斜面で育った木材、南面は南側の木材を使ったとか・・・人事適材適所に通ずる。

伊○忠 丹○宇○朗氏のことば :「人はただその気になるかならないかの差だ!」、人間の能力には本来差はない、そして秘めたる潜在能力はかなりあり、限界にチャレンジする心、寝食を忘れ努力する心、そしてある時DNAに火がともり開花するのだ・・・と。"立場が人を創る"も類似の事柄。

ソ○ー盛○氏の逸話 :忘れた薬を渡すように奥さんから頼まれた社員、社長に会えなく、奥さんに謝り、そして本人にも謝った・・。「馬鹿だなあ〜"薬はもらってちゃんと飲んだ"とかみさんに言ったばかりなのに〜。」人をかばい続けた盛○さんの逸話は、"社員からの言葉"として著書にて紹介された。

【 ア ン チ 官 僚 主 義 】  
組織維持の法則⇒全て安全に帰する。  

信○化学金沢社長の例 : 毎年大量の新入社員採用が恒常化⇒採用削減を指示⇒700人を600人にしたと苦労を力説⇒怒⇒その年の採用を0とした⇒組織硬直化への断固たる決意表明⇒荒療治から5年の在任中増収増益を達成。  

GEジャックウェルチ氏の例 : GE組織、工員から会長まで12の階層で組織。 社内投資組合の社交クラブ解体を決意⇒就任の挨拶にて「皆さんのこの組織に疑問を持つ!」と演説⇒改革案が持ち上がり、会社が変革へ向かう。

【 How  to  win 】  
無我夢中で取り組む⇒突然変異的に能力が増す⇒その連続のなかで自らを高めてゆく!    

SEC'07/5月講演

人間力を考える講習、
建設業での現場意識啓蒙活動に携わる部分に置き換え
考えを進める機会にもなり、
自分なりの考えの整理を掲載します。

〜 * 〜
「職長会」 職長会とは何か、職長会とは業種を越えた人の格に触れる場、 リーダーという意識を共有する格もつ人々が触れ合い、共に生産に携わる仲間同士の人格を意識しあう場。そこで無意識にあるべき事と慣例との葛藤がおこり、判断する自らの格が磨かれる。そうして品格を共有する人の集まりの成す生産活動は、生産そのものの本質に近付き、自然と効率を高めクオリティーを生む組織と変化し、契約内容の自由解釈となる細部ルールを厳密にし、自分たちの環境=生産の場を快適な状態に近づけようとしてゆく。この帰趨が形成する各職長の成長のかたちと意識され、建設産業の水準そのものを押し上げてゆく、その効果を生む組織である。
はなはだ考えることと、やっている事のギャップに葛藤する日々多しですが、
留まることを嫌う性分に抗わず、
焚きつけられる事柄に正対しつづけます。
 平成19年 7月 6日





第51回 「リリーアイランダース その2 」

 「エテュピティ」タヒチアン曲・先輩からの伝承・リリーの伝統・・・。暗転〜ほら貝の重奏〜イプ(ひょうたんをくり貫いた打楽器)独演"ツッターツタタ・・ツッターツタタ・・"〜タヒチ言語のアカペラ"エー〜〜エバイウナナ〜〜アナウーナーイテアナアナアナエータイティタイティータイティタイティーアナウーナーイテアナアナアナエー"〜アカペラハモリ〜"ハーッ!"〜トエレ(木をくり貫いただけの打楽器)の早打ち"タタタタタタッタタッタタタッタタッタタタッタタッタッタッタ" 〜バスタムも加わります〜トエレ4連〜だんだん速くなりクレッシェンド〜ギターベースも加わり最高潮へ〜トエレ隊のコーラスも参入〜〜〜一瞬の暗転〜ほら貝の重奏〜・・・・END

毎年欠かさない伝統の曲、引継ぎはこれぞ口伝え、長椅子にバチだけ持って横並び・・"トツッツトントントツットン・・トツットッツッツトツットン"延々これだけの練習、でも楽しかった練習、記憶は明瞭です。

このようなバンド形態では、ボーカルの能力が問われます。リード・ハイトーン・サイドコーラス・バリトン、3〜4名のハーモニーコーラスが主体です。 入部希望者は、オリエンテーションの甘い誘惑から"なんか変?"なオーディションへ・・・。

『君といつまでも』(加山雄三のヒット曲)ギターのイントロから・・・、「はい、歌って!」・・・、「二人を〜〜夕闇が〜〜つーつむ〜〜その窓辺に〜〜・・・・・!?!?」、・・・「はい、楽器担当!」「・・・。」「なんかやってた楽器ある?」、・・・「え〜と、ギターでフォークソングのローコードを少々」「っま、ギターの練習でもしといて・・。」・・・これで私のボーカルはなくなった〜

一級上の先輩グループと、我々の代はボーカルに恵まれた学年のようです。学生バンドの世界は女子大バンドの交流が何よりの格付けで、どこの学校からコーチを頼まれるかがステータス、共○女子大・白○合女子・○妻女子大・・・、学園祭を見に行って眼が点に・・・・、とにかく"あの娘が・・この娘が・・"軟弱系男共・・・かしましい・・・。

でもめでたくコーチ依頼はあったような

学生会館まえの文科系クラブの部室棟はとにかくやかましい、ジャズ研・ウェスタン部・ジャズコンボ系の同好会・・、放課後というか2時〜3時頃からは各部員めいめいの勝って気ままパート練習、ジャズ研の全体合わせが始まったら、もう部室内の話は・・・、それでもアンプ音増強で・・トライ、歌系は話になりません

我々の時代・・、安田講堂・○マルetc、学生運動真っ盛り! 我が校でもありました、キャンパス占拠〜鉄パイプの過激派集結〜学校側教員の突入〜過激派逃走・・そして知合いがヘルメットにパイプで部室に駆け込んできた!!「かくまってくれ!」・・・バスドラの裏にしばし隠遁・・「ありがとう!」窓から飛び出し逃げていった・・そんな出来事も。

スチールギター不要のバンド編成でのパートは、当然のように部室内に鎮座し・誰も担当せず・チューニングに欠かせない楽器のヴィブラフォンに・・・!

ビートルズ旋風の吹いた時代、エレキ楽器がどんどん浸透、エレキベース・エレキギターが個人の私有物に・・、ジルジャンのシンバルも何枚か・・・、ドラムはParl、アンプも Fender ACE TONE と充実です。

変革をもたらした上級生のレギュラーも終わり、自分たちの番がやってきました。楽しい女子大バンドコーチなどを夢見、気に入った曲をテープレコーダーに録音し、ハーモニーをコピーしたり間奏のフレーズを覚えたり、そんな矢先の事件だったのです。

誰が気づいたのだったか?「アレッ・・・ない??」「楽器が・・・ない!」残されたのは運ぶのに厄介なドラムセット・ウッドベース・バイブ・パーカッション類だけ・・・。全員"ボーゼン"・・、打ちひしがれるの表現がピッタリの絶望感です。

ひたすらのバイト・バイト・バイト・・、朝から晩まで封筒の宛名書き「そんなに一生懸命書かなくてもいいのよ。」優しさからの慰めか、時給だとは解っていてもはっきりした理由もなく必死に書きつづけ・・・書く分だけ夢が戻ってくるような・・・、メンバーそれぞれわずかなバイト代を見つめ、どんな楽器を調達可能か話し合った、その目的だけに必死になれた・・・、ただひたすらの時間だった・・・。

「エッ・・嘘!」顔も知らない10年以上の先輩から、個人の楽器を安く譲ってくれると・・・。Fenderのアンプと、ベース用のアンプ、「10万円である時払いでいいから。」"天からの声ってこれだー"全員狂喜々々の感動、「これで発表会ができる!」「できる〜!!」

4月新ツェー年入部・・、「先輩はなぜ自分の楽器を持っていないんですか・・・?」「・・・・・。」"楽器は学校の教材って教わった話が通じない・・、全く別の世界や〜!"あぁ新人類登場・・"体育会系文化の終焉や〜〜。"それでもギター担当がコピーしたサンタナ Black magic women のリードのフレーズには「先輩先輩・・!」のラブコール、"音にはやたら敏感・・・ドライな奴っちゃな〜!"と驚いたのを思い出します。

秋、発表会! 新宿厚生年金小ホール・・広告印刷間違い・・・なし!・・招待者の手配良し!・・歌詞暗記・・!?・・よし!・・大道具(吊看板・立看板)・・よし!・・え〜と!?・・え〜と!?・・「司会のジャズ研の先輩が打ち合わせがないって・・ちょっと!?」"えらいこっちゃ""こりゃアカン"

見事にテンパッています。通しのリハ・・・"納得できない!"「マイクバランス悪いから右と左変わって!」「いつもこうだから急に変えるとダメだよ!」「いや・・・・なんとか・・かんとか。」見かねた先輩に全員袖に呼ばれます、「ちゃんと出来てる!心配するな。」「お前、司会の打ち合わせやってこい。」・・時の一喝!あれは本当に本当にありがたい一言だった・・・!

いまだ返済していない楽器代金、わがまま軟弱を殴った生来の友、毎夜必死でコピーしたフレーズ、バイト代の貴重さ、広告獲りでのいろんな対応と依頼の感動、演奏旅行の劣悪な移動環境、喰い込むアンプの重さと肩の傷、何度練習しても合わない語呂やハモやエンディング・・・。

そしてそして・・終わった後の胴上げ・・・!

みんな頑張った!よかった!よかった! こんな感動をもらった学生時代の出来事、必死から生まれる想像もしない結果、若さの可能性、なにかを突破って感じた世界・・・忘れ得ない世界・・。
この投稿の継続も突破った世界。
自分をくれた得がたい仲間。
今の社員と突破ってゆこう未来に向かって!
 平成19年 6月 1日


第50回 「リリーアイランダース」

5段ほどの半円の階段を上がると、文科系クラブ活動の部室棟の入り口、

「なぜ先輩はちゃんと教てくれないんですか?」

・・・・「ヤメちめー・・!」(ビシッ・・ビンタ一発) "こいつにこんな激しいところがあったのか・・"

大学3年の春、やっとレギュラーになると思った去年の追い出しコンパのあとあたり、窓を破っての楽器泥棒に根こそぎ・・・呆然の中、「バイトをして楽器を買おうや」と皆を引っ張り、少ないアンプでやっとの練習ができるようになった矢先の出来事・・・・。

そいつも今では埼玉の教育委員会で働くいっぱしのおっさん!

大学のハワイアンクラブ(軽音楽研究会)、ハワイアン音楽を演奏したのは2年生まで、練習に五線紙は使わない・・・・?? 大学ノートにコード表、毎日コード表を見ながらの練習、全て口伝え(鼻歌で旋律を・・)とやって見せての伝承。
ギターはひたすらビギンのリズム、"ズチャーチャズチャズチャ"足と手が合わない・・・、足を持って足ふみを強制する先輩、"ズチャーチャズチャズチャ"「ちゃんと足踏めよ!」・・・"だってできないのはできないんだもん"引きつった顔で延々リズム刻み・・、楽器は学校の持ち物、ちゃんとギブソンで、鉄弦はめちゃ張りがきつい・・、"ズチャーチャズチャズチャ"これで一日が暮れてゆく、弱い握力、音はベシャベシャ・・ああ新人一年生・・・。

きっかけは忘れてしまったけど、スチールギターを担当することに・・・。抑揚の幅はいくらでも取れる楽器、その分ちゃんとした音を出しにくく、すぐ#や♭・・、日本版ハワイアン音楽では主役のリード楽器、左手に持つステンレスバーはかなり重く固定が大変!左手人差し指外側に・・タコ・が・・できなんとかメロが聞くに耐えるレベルには一年ほどだったような・・・。
今でも付き合うメンバーはほとんどが体育会系、柔道・バスケット・弓道・軟式テニス、そして書道部?? 
馬鹿騒ぎばかり・・・ヾ(´▽`*)ゞ目立ちた〜い自分は周りが見えない一人っ子丸出し、わがまま勝手極まりなしの浮きモード!(今にして悟ってる・・。)「チワ!」「チワ!」「チワ!」・・・先輩顔出し・・やっぱ体育会系!
だらだら坂の帰り道・・「おい、あいさつしてこい!」"またや"・・トットットッと駆け出して・・前を歩く女の人を追い越し・・やにわに振り向く・・「あっ先輩!」・・振り上げた手のマルとかチョキ・・"意味あんのんか?"・・下積みはツライっす! 宴会でのコショー撒き・電車網棚雑誌集め・ゴミ箱担ぎ競争・バス停移動・・もう時効でしょう、先輩の6畳アパートぐるりと壁一周の麻雀成績表、確かに身体に悪い!"ヒマがあったんやー"・・二次卒業で卒業式に出れなんだ!"ごめんお袋"武道館近くの土手、よう怒らんかったよな〜〜。
3年生がレギュラー2年生はジュニア、1年生はC年(ツェー年)4年生はF年、秋に開催のリサイタルがメインエベント、終わって追出しコンパ、一年生の時は九段会館、その後は新宿厚生年金会館"結構な大箱"、会場費や衣装・パンフ作成費が毎年不足で、学校近隣企業で公告を出してもらう。その公告取りはツェー年の仕事、「イン○ネシア・ラヤ」を「イン○ネシマラヤ」と間違え広告費がもらえなかったこと、なぜかよく覚えてる。

何年か前の大学対抗バンド合戦での大橋巨泉リリー講評「ピーナッツは二人でもハモッてる・・・・・」リバーブのないマイクでのハモはキツイけど、リリーのレベルもしょうがないところがある(T_T)・・・。練習・練習、長椅子でのスネア二拍三連のドラム担当、人差し指・親指の豆までつぶれそれでもまだ弾く木ベ(もくべ@ウッドベース)担当、"ズチャーチャズチャズチャ"のギター、コード表と歌詞の書き写しひたすら、ツェー年はただ"練習"あるのみ!
代々木青少年センター(東京オリンピックの選手村跡)で合宿も、禁酒の掟を破り夜中の宴会、次の年は利用を拒否された〜!

県人会主催の地方コンサートは夏休みお盆の時期、青森〜郡山〜長野〜富山島根〜福岡大牟田だったか?全国ぐるっと回ります。帰省も重なる満員列車、楽器運びはツェー年の仕事、フェンダーのアンプ・・私の受け持ち、そこしか空いていないトイレ前の通路でアンプと一緒に揺られます、鼻を突く臭い、列車での記憶、強く残ります。

10月の演奏発表会、「第○回リサイタル」看板作り、パンフレットの完成、チケット販売、初めての出来事が刻々目の前を通過します。レギュラーは衣装を新調、勢い練習も熱を帯び、OBの来訪指導が増えてきます。

ツェー年もチケット販売ノルマが・・・、"北の丸公園で女子大生に売ってみよう!"これが裏目、女子大ギター部のチケットと交換する羽目に、結局"自分で買ってるんと同じや"・・"小遣いあれへん"、嘘をついて親に仕送りを増やしてもらったんやったかな・・・、記憶の蘇りにまたの反省"すんません"。

なんとかリサイタルも終了、追い出しコンパで大騒ぎ、そしてレギュラーは二年生にレギュラーを譲ります。各学年ごと"リサイタル"という発表会を企画・立案・実行、経験のない収支を扱い、友や近親者の励まし、動員した客の反応、先輩の評価を真摯に受け、挑戦した自らの可能性と納得を分かち合います。

ツェー年のときの代表は間貫平似で"飄々とつかみ所のない感じ"と思わせていても、いざイベントでのトラブルとなれば毅然として、"うわー締まる"って驚かされたのを思い出します。

そして事件が!  

次のレギュラーがハワイアンのスタイルをやめると・・・!

流行のボーカルコンボバンドにする・・ビートルズ世代・・バカラック・カーペンターズ・ジャズボーカルグループの風靡、ポップスコーラスグループへの転進だ!

早○田のナレ○ハワイアンズはブラスの「シカゴ」に傾倒などなど、時代だったような、そんな変化につながる新時代の価値にあがなえない・・・それが時流といえばいいのか・・、今は受け入れ容易な感覚でも、旧レギュラーや先輩諸氏の憤りなど、大変化・大波乱・大葛藤だったろうと想像します。

そして私は不要な存在に・・・スチールギターなんか用なし!




〈 つ づ く 〉

この投稿も50回、"4年超も続いたのか〜"の感慨が本当のところ、
苦しい締め切り間近のストレスと直前の焦燥から浮かぶ不思議の発想に、
未知の自分への驚きからここまで来れたようにも思います。
生い立ちを書くのは気の引けるところ、
小さな社会の体現が今に生き、ぎりぎりの判断の根ざすところと書きました。
「見ましたよ・・・。」の励ましが大きなエネルギー、本当にお力添え感謝いたします。

 平成19年 5月 10日
(写真撮影@川越)